身近な場所(お寺・神社や居宅のお庭など・・・)で見かける「モミジ」をよぉ~くご覧ください☆結構「モミジの種」を見つけることが出来るかも!!

「モミジ」の種類にもよると思いますが、11月から12月初旬の「モミジの木」を見ると、こんな種が実っています。ひょっとしたら1月の今でも残っているかもしれません・・・

もし、「モミジの種」を見つけられた方☆☆☆盆栽は、種から植える楽しみもあります。

このブログをたまたま見た機会に、「種まきから始める盆栽」をチャレンジしてみませんか?

 

自然に種子が落ちる時期に種を蒔いてもいいですし、春先前に種蒔きする方法もあります。

春先に種まきする方が、水やりや置き場所の配慮などの3,4か月ほど管理期間が短くなるので、今回は2月上旬に種まきをした「モミジの成長記録」をご紹介いたします。

 

【2月上旬の写真】
種まきをする前に、写真を撮りました。
見ての通り、「モミジ」の種は、ヘリコプターのプロペラのような羽根が付いており、クルクル回転しながら地上に落ちてきます。植物の種子の飛ばし方は、いろいろあって本当にユニークですね♪
この回転方向について、研究された方がおられるとか・・・

 

【3月末の写真】
種まきをしておいたら、可愛い双葉がたくさん発芽しました。
もう少し大きくなったら、ピンセットで「モミジのつまみ植え」の材料になりそうです(*^_^*)

楽しみぃ~♪

 

 

【4月上旬の写真】
種まきから、約2ヵ月後の「四葉のもみじ???」です。
双葉から、「モミジ」らしい葉も出てきて、「モミジの種」であったことは間違いなかったようです(*^_^*)

 

 

【5月上旬の写真】
種まきから、約3ヵ月後の「モミジ」です。
もうすっかり、「モミジ」らしい葉っぱになって参りました(*^_^*)

大きくなったねぇ~♪

 

 

【7月下旬の写真】
もうすぐ、種まきしてから6ヶ月になります。
細いながらも、幹もしっかりしてきました(*^_^*)

葉の色もツヤツヤでピカピカしていて、これだけでもすっごく可愛いと思いませんか?

 

 

 

少し年数がたつと・・・

約2年目のモミジ
「苔玉」
幹の高さ:約20㎝ 巾:約9㎝

苔玉は、近年とても好まれる和のアイテムとしてお馴染みとなりましたが、苔玉として楽しむのは1~2年にして、成長に合わせ、鉢植えに植え戻しをすることで、長く盆栽として楽しむことができます。

 

 

 

 

約3年目のモミジ
「文人風曲幹」
幹の高さ:約18㎝ 巾:約12㎝

素材に合わせた作品で、一の枝(一番下の枝)が高い位置にあるため、針金(アルミ線等…)で曲を付けて文人風に仕立てております。

 

 

 

 

 

約4年目のモミジ
「つまみ植えの寄せ植え」
幹の高さ:約22㎝ 巾:約18㎝

単品では面白みがない形のものを一本一本集め、ボリュウムのある盆栽しております。

特徴のない素材を生かすのによい手法です。

 

 

 

約10年目のモミジ
「小品盆栽 斜幹」
幹の高さ:約20㎝ 巾:約25㎝

10年たって幹も太くなり、根張りも良い張りとなってきているので、斜幹仕立ての盆栽にしております。

「すっきりとした姿が良い」と、父が申しております。

 

 

 

 

約12年目のモミジ
「小品盆栽 双幹の根上り作り」
幹の高さ:約25㎝ 巾:約18㎝

この盆栽は双幹の形もよく、根がしっかりして浮き上がってきたので、根上がり作りとしました。
手を加えて形を作ることもあるのですが、この盆栽は「双幹の形」も、「根上がりの形」も、自然にこの形を作ったものです。

 

 

盆栽は年数を重ねるほどに価値も増し、愛着もどんどん沸いてきます。
種から育てたならなおさら、大切に思えることでしょうね!

さて、「モミジ」と「カエデ」の違いってごぞんじですか?
2つとも「カエデ属」に属し、葉っぱの切込みが深いものを「モミジ」浅いものを「カエデ」と呼ぶそうです。

 

また、日を改めて、盆栽に適した道具や実際の管理方法、また、盆栽の形作りの解説なども記事にしていきたいと思います。

 

 

追記

喫茶店時代に写した5月の山で見つけた「モミジの種」です!

緑と赤の反対色が、とても色鮮やかです。

山歩きをしたときに見つけてください(*^_^*)

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