今年も12月後半になり、「日本の伝統的な年末年末年始の行事」なんてモノをネットで見つけました。

12月8日 事納め(事始め)
12月13日 正月事始め・すす払いの日)
12月31日 大晦日と年越しそば、除夜の鐘
1月1日 お正月 おせち料理、祝い箸、お雑煮
1月3日 かるた始め
1月7日 人日の節句、七草がゆ
1月11日又は15日 鏡開き
1月15日 小正月

実際にやっていることが少なく、伝統とはかけ離れた生活をしています(^^;)

学校でお昼ご飯を食べている時に、同級生のお宅ではお餅つきを毎年しているという話から、私もお店を再オープンしたら、お餅つきを復活させたいと思いました!
我が家も子供の頃は、母方の実家で、従妹たちも集まり総勢16人でにぎやかにお餅つきをしていました。
アツアツのでき立てのお餅を小さいころは小さな丸餅を丸めて、学年が大きくなってくれば鏡餅や大きな切り餅を作る係になり、キレイな丸いお餅に仕上がると誇らしい気持ちになって祖父母に見て自慢しました。
そして、何よりの楽しみ☆つき立てのお餅をきな粉や餡子で食べた記憶は、アラフィフの今でもしっかり覚えています!

お餅つきの話は、また来年ブログに書けるといいなぁ~o(^^)o

2021/12/29追記

姉のお家でのお餅つきの画像をいただきました!
今年は6升付いたそうです!!
お疲れ様ですm(__)m

 

 

2021/12/29追記

キレイに丸められていくお餅♪

お義兄さんの手☆とっても若々しいです!!!

 

 

さて、盆栽を扱っている実家では、年末は「正月飾りの寄せ植え」や「苔玉」を作ったり「講習会」などをしています。

↑の「正月飾りの寄せ植え」は、松竹梅とお正月に相応しい植物で作っています。

<正月飾りの素材説明>

・五葉松 講習会では五葉松を使用していますが、自分で揃えるのであれば、少し金額は高くなりますが黒松がお勧めと父が申しております!
・白梅 梅の花の開花時期を合わせるのがとても難しく、置き場所(温度管理)が重要となります。
・稚児笹 この画像ではわかり難いのですが、梅の幹付近に植えられています。竹に見立て…縞が美しいのですが…
・葉ボタン 近年、この小さいタイプをよく見かけます。当店でもこの季節、苔玉は大人気です。
・ヤブコウジ 別名:一両とも言い、千両・万両とともに赤い可愛い実を付け、寄せ植えの素材として重宝されます。このヤブコウジ、他の植物の実よりも鳥の大好物のようで、気を付けないとすぐに実のない状態になってしまいます(涙)
・玉竜 竜の髭の一つ。これも単体で苔玉にしても可愛いですし、寄せ植えの素材としても使いやすいです。

鶴亀の小物と苔や白砂でお正月らしく装飾しています。

 

「正月飾りの寄せ植え」は、お正月だけの楽しみだけで終わらせないでほしい。「それぞれの素材には、それぞれに合った用土(砂)への植え戻しをして、長く盆栽として楽しんでほしい!」と、いつも父は申しております。

3~4月の植え替えに適した時期に植え戻しをします。

用土についても、その土地の気候風土・置き場所などいろいろな条件があるようですが、各素材の標準的な用土の紹介をいたします。

・五葉松 川砂6 赤玉土4
・白梅  川砂2 赤玉土6 腐葉土2
・稚児笹 赤玉土8 腐葉土2
・葉ボタン 赤玉土8 腐葉土2
・ヤブコウジ 赤玉土8 腐葉土2
・玉竜 赤玉土8 腐葉土2

きちんと植え戻しをしておけば、松梅などは翌年も「正月飾りの寄せ植え」として、楽しめますよ(^^)

このブログでは、植え戻しの他にも、いろんな「盆栽に関するknow-how」をきっちり紹介したいと思います!

来年の干支は「寅年」です。
寅の小物が見当たらなかったそうで、妹に、とりあえず「招き猫」で写真を撮ってもらいました。

 

盆栽業務を父より頑張って引き継いでいる妹。

いろいろ大変なこともあると思いますが、自分のペースで「slowly but surely」ね!

 

 

 

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